人は何故、東に向かうのか?


$子どもへ伝える大切なもの


ヒマワリは向日葵や
日回りまたは日輪草と呼ばれ
キク科の一年草です。

その字のごとく太陽にゆかりがある事が分かります。

ヒマワリは四方に何も遮るものが無い平地では
なんと一斉に東を向いて花を咲かせるというのです。

詳しくは↓

ヒマワリはなぜ東を向くか―植物の不思議な生活 (中公新書 (798))/滝本 敦

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自然界には私たちが想像も出来ないような叡智が詰まっているのかもしれません。

植物にとって太陽は生命の源であり、その多くは太陽の光の方へ伸びていきます。

では、自然界の一部でもある私たち人間はどうなのでしょうか。

少し想像してみましょう。

みなさんは原始時代に暮らしていると想像して下さい。
そこには勿論ながら電気もガスもありません。

そして見渡す限りの平地に住んでます。

朝になれば明るくなり、
日が沈めば真っ暗になります。

明るい物体が東の方角から現れ、
西の方角に消えていくのを毎日見ることになります。

東から明るい物体が現れることで世界は明るくなり、
西の空に消えていくことで世界は静まりかえります。

東の方角で明るい物体が生まれ、西の方角でそれが消えていくものだと思います。

明るい物体が消えていく西の方角に恐怖心を抱く事でしょうし、

当然、毎日明るい物体を生み出す
「東の方角には何があるのだ?」
という憧れに近い感情を抱くかもしれませんね。

想像終わりです。:::::::::::::::::::::::::::


当然ながら昔の人間もそう思っていたようです。


ラテン語で「オリエント」という言葉があります。
それは「東洋」や「東へ向く」という意味があります。

また死者を葬る際、足を東に向けることも「オリエント」と言います。

反対の意味で「オクシデント」という言葉もあります。
それは「西洋」や「後方」という意味です。

人間の体で表現すると体の前面は東の方角に向け
体の後方は西の方角になります。

新人研修で「オリエンテーション」を行いますが、
あれは意識づけ、方向づけという意味です。

古代のヨーロッパ人は東方に憧れを持ち、中東そしてアジアの方角に神秘的なモノを感じていた事が分かります。





では、その東方の最果てである日本ではどうだったのでしょうか?

以前にも拙ブログで紹介しましたが、日本人は古来より太陽を信仰してきました。

日本の皇祖神は太陽のカミ「アマテラスオオミカミ」であることからも分かります。

しかし、神社の本殿の多くは南に面して配置されています。
東信仰」いうより「南信仰」という感じです。

太陽は東から西へ移動するわけですから(実際は地球が自転しているますが(笑))
太陽信仰の日本では南北軸より東西軸を重視するはずですよね???



では「日出づる東」を信仰していた形跡を追ってみます。


$子どもへ伝える大切なもの①奈良県橿原市には神話に登場する天香久山(あまのかぐやま)があります。
ヤマト(奈良)から見ると天香久山は、太陽の昇るに位置します。
畝傍山、耳成山とともに大和三山と呼ばれますが、に位置する天香久山が一番神聖な山とされました。




$子どもへ伝える大切なもの
②神話に登場する奈良県桜井市にある「三輪山」は、古来から山全体が神聖視されてきました。
西の麓の大神神社のご神体は、の「三輪山」全体です。

三輪山付近の神社は山を背にする西向きが多いのです。

大神神社から北に行くと桧原神社があります。
桧原神社のには、やはり三輪山があります。

この神社は元伊勢と呼ばれ、かつて伊勢神宮が最初にあった場所とされています。


③卑弥呼の宮殿があったとされるマキムク遺跡も三輪山の西に位置します。
この遺跡は宮殿を含む計4棟は、南北に走る中国式宮殿方式とは異なり、太陽の道である東西に配置がされています。

$子どもへ伝える大切なもの
日本経済新聞より



④三輪山の真東には伊勢斎宮跡があり、真東からそれるが伊勢神宮もあります。





$子どもへ伝える大切なもの⑤出雲大社の本殿内部のご神体(大国主命)は東西軸である西向きに鎮座されています。
御神体に向かって正面から参拝しようと思えば、西側の塀の外から東に向かって拝まなければなりません。不思議ですよね。



このように例を挙げるとキリがありませんが、全国には数多くあります。もしかしたら皆さんがお住まいの近くにも調べて見ると存在するかもしれませんね。
そういえば、靖国神社は新しい神社ですが、御本殿は東向きに建てられていますよね。うむむ(-"-)


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



古来の日本には太陽の道である、東西軸を重要視する東信仰が存在した。

それが何故、南北軸を主体とした現在の神社仏閣の配置になっているのか?

これは「天子南面す」というシナ大陸の思想が影響していると言われています。
(僕はそれだけが理由ではないと思いますが)

天子は北極星を背に南に面し
臣下は太陽を背に北に面します。
北極星の不動の座に皇帝が座ります。


この考えのもと現在の配置のなっているというのです。

また
皇帝の左手は東側右手は西側となりますので、左上位の考えが生まれました。


左(ひだり)の語源も、東(ひがし)から発生したというのが定説です。
左手は東、右手は西でありますから
体の向きはに面します。



しかし、やまとことばでは
東は「ひむかし」と言います。その字のごとく
」は(日=太陽)。「むか」(向かう)。「し」は方角を表します。

という事は、「太陽に向かう方角」となります。
(誤解が無いように、むかは産むという説もある)


やまとことばの左右は、南北を意味するという説もあります。

○「みぎ」と「みなみ」
「みぎ」と「みな」であり。「み」は水を指し、やまとから見れば南には海が存在する。

○「ひだり」と「きた」
「ひだ」と「きた」であり、みなみが「光」という概念ならば、きたは反対語の「黒、汚、闇」の「きたなし」から「きた」と「ひだ」がリンクする。



つまり古代の日本人は


左手を北に指し、右手を南に指していた


すなわち体は東に向かうのです







  
 
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虫は叫び、風は微笑み、大地は語る


暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日々が続いております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
熱中症や熱射病には十分お気をつけて、どうぞご自愛くださいませ。


まず、本日のお話の前に右の画像を見て下さい。
例えば、みなさん自身が、今画像の場所に居るとします。

少し想像して下さい。。。。。


$子どもへ伝える大切なもの
涼しい風が体を通り抜けます。

木々のたくさんの葉が、太陽の光を優しくしてくれています。

遠くの方で、鳥でしょうか、微かに鳴いています。

また、小川のせせらぎが聞こえる方もいるや知れません。

空気はしっとり、虫たちも沢山いるようです。

蝉たちは、夏の終わりを嘆く様に

あっちこっちで精一杯鳴いています。

階段を上る自分の息遣いも、森に吸い込まれそうですね。


はい、では想像終わりです(笑)

僕たち日本人は、こういう時
「静けさと落ち着き」を感じますよね。




話は変わりますが、
人間の脳は左右二つに分かれており、
一般的に得意分野があるとされています。

左脳:言語、計算(読み、書き、そろばん)
右脳:音楽、図形、空間認識、ひらめき


欧米人は一般的に、虫の音は右脳で聞くといいます。
だから、虫の音を雑音として聞いています。$子どもへ伝える大切なもの


面白いのが科学的に、日本人とポリネシア人だけは
虫の音を左脳で聞いているそうです。

これは、虫の音を言語として捉えている事となります。

「みんみーん」
「つくつくぼうし」
「ちんちろりん」
「すぃーちょ、すぃーちょ」
「りんりーん」



森全体の音を、自然に言葉や詩として捉えています。
虫の音まで、言葉として聞いてるのです。


そういえば日本人は悠久の時を
虫の音を愛してきました。

「夕月夜(ゆふづくよ)、心もしのに、白露(しらつゆ)の、
置(お)くこの庭に、こほろぎ鳴くも」  湯原王(ゆはらのおおきみ)

   



「閑(しず)かさや、岩にしみ入る、蝉の声」   松尾芭蕉


上の写真のところで隣で蝉が騒いでいようが
日本人は心情的に静けさを感じます。
とても不思議な事ですよね。




これは日本人の脳が外国人と比べて、優れていているのでしょうか?
そんな訳はありませんよね。それではオカルトになってしまいます(笑)




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実は脳の働きに変化が起こるのは、日本語が影響しているといいます。





日本語というのは母音の役割が非常に大きい言語です。
母音というのは「あ・い・う・え・お」です。

子音にも、必ず母音を絡ませます。
語尾を伸ばすと良くわかります。

例えば
かー(あ)・きー(い)・くー(う)・けー(え)・こー(お)」

こういった様に、子音でも必ず母音が強力に絡みます。
しかも、母音だけでも意味を成します。
「あ・い(愛)」「あ・お(青)」「い・え(家)」など


英語などでは、この母音の役割をあまり重視していません。
子音だけの発音でも十分に意味が通じると言います。


ですから、日本人は外国人の言葉をなかなか聞き取れません。
それは母音が弱いので、息の漏れるような音しか拾えません。
(少なくとも、僕はそうです(笑))


このように、日本語というのは世界的に非常に特殊な言語なのです。




欧米人は子音が言語→言語脳である左脳で聞く
欧米人は母音が音楽→音楽脳である右脳で聞く


日本人は子音が言語→言語脳である左脳で聞く
日本人は母音も言語→言語脳である左脳で聞く






ここで母音についてもっと掘り下げてみましょう。
母音とは人類が発声する最も自然な音です。
驚いた時、起こった時、悲しい時に出る万国共通の音です。

つまり、母音発声とは一番古い発声法であり
一番自然に近い音と言えます。

この母音発声音は、自然の発生音と非常に波が似ています。
虫の音や鳥のさえずり、風の音なども母音発生と同じ波を出します。

ですから、日本人は自然界の音を言語として聞きとろうとします。

しとしと、雨が降る
ぴゅ~ぴゅ~、風邪が吹く
ごろごろ、雷が光る

面白いですよね(°∀°)b




この自然界のノイズを、日本人は美しいとする美徳があります。
天と地がひっくり返っても、雑音だとは到底感じません。
$子どもへ伝える大切なもの

日本の伝統的な楽器も、母音発声と同じ波を出します。
尺八、笛、琵琶、三味線など、どこか心地よい擦れたノイズを感じませんか?

これら伝統楽器も日本人は、言語脳で聴いているそうです。
しかし、バイオリンなど外来の楽器は、欧米人と同じ音楽脳で聴くそうです。

日本人って、不思議なものですね。





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あの東日本大震災で、日本人の我慢強さ、礼儀正しさ、
自分より他人を想いやる日本人が沢山いました。


それは、世界の人から賞賛を浴びました。
僕も感動しましたし、日本人であることを誇りに思いました。


先人である日本人も気高い精神性を備え、
世界に誇る歴史を築いてこられました。



日本の事を知れば知るほど、日本が好きになる
そんな日本を築いてこられた先人達には感謝の念がたえません。


しかし、僕たちが忘れてはいけないのは、その素晴らしい日本人は
この日本という環境が作り出した、産物なのです。


僕は人種的にやDNAの観点で、日本人が外国人より優れているとは
これぽっちも思わない。それはオカルトでしかありません。



日本という歴史の中で培った

倫理観や道徳観が溢れた社会で育ち

人を愛し自然を愛する家族や地域の人々の土壌が有ってはじめて、

その素晴らしい日本人が形成されてきたのです。


日本の文化を軽んじ、
歴史を捨て欧米的な個人主義に陥る日本社会。

まあ、それでも人間としては生きていけるでしょう。

しかし単なる国籍上は日本人であって、
日本の心を持った日本人とは呼べないでしょう。

それは世界から称賛される日本人では、もうありません。



ですから、僕たち日本人はこの素晴らしい環境を守らない事には、

先人達の成果を自慢し、その成果を食いつぶすだけの国民になってしまいます。



何も新しいものを作り出す必要はありません。

ただ、未来に継承していくだけで良いのです。

大切なモノは、もうすでに日本にあるのですから・・・




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