今さら聞けない和室のマナー

                        書院造
$子どもへ伝える大切なもの

本日はマナーのお話です。
昨今、日本人のマナーが乱れてきています。
(僕も反省するところですが・・・)

しかし、時代が変われども「ふるまい」は他人との関係を

円滑にする潤滑剤の役割をしています。

それを怠ると、自分はともかく他人を不快にさせてしまいます。

「礼儀知らず」の大人は「信用にあらず」となってしまいます。
子どもへ伝える大切なもの

腰に手を当てて、謝罪する「日本国 内閣総理大臣 菅直人」







伝統的な日本の作法に、忘れかけている日本人の心を求めてみたいと思います。


訪問先での「玄関マナー」

靴を揃えるのは当たり前ですが、
よく入り口に向き直ってから靴を脱ぐのはマナー違反です。
訪問先の相手にいきなり背中とお尻向けることになるからです(笑)

正しい靴の揃え方
①入り口から入ってきたら、そのままの向きで靴を脱ぎます。
②玄関に上がり、相手にお尻を向けないように(斜めの向き)して
膝を付きます。
③靴を進行方向入り口の方向に向きを変えます。
④靴を端っこに寄せておく。


*脱ぎっぱなしにしておくと、家の人が向きを変えなくてはいけないので
客である自分が靴を揃えるという心づかいです。




帰りの「玄関マナー」

スリッパを履いていたとしたら、
①そのまま出口の向きのまま、脱ぎます。
②揃えておいた靴をそのまま履きます。
③向き直りスリッパの向きを反対にして端っこに寄せます。
(スリッパは縦に直さないように)





「和室マナー」

畳の縁(へり)を踏んではいけない。


畳のヘリには文様の入った織物を使用しています。

$子どもへ伝える大切なもの


これはその文様が家柄を表しているからです。
(今はほとんど関係ないですが・・・)

上記の画像の文様は、繧繝縁(うんげんべり)といって天皇や上皇が使用していた
格式高い文様です。

ちなみに親王や大臣は下記の高麗縁(こうらいへり)

$子どもへ伝える大切なもの


したがって家の格式を表す、畳のヘリを踏むという事は
その家の人でもご先祖様に対して罰当たりな事です。

まして、客人が他人の家の畳のヘリを踏むことは
大変失礼な行為であるという事です。

現在の畳のヘリに家の格式まで示していませんが
「ヘリは踏んではならない」というしきたりだけ残っています
ですから、知らずに踏んでいると・・・見られているかも(゜д゜;)えっ

*ヘリを踏まないという事は、失礼に当たらないという事ですが
同時に言葉に出さなくとも、相手の家とそのご先祖を尊重する心づかいです。






敷居を踏んではいけない。

部屋と部屋の間には襖や障子の下に敷かれている横木が敷居です。

敷居を踏んではいけない理由に
①建築素材は粗悪な場合に木のささくれから、足を守るため。
②敷居の溝にゴミが溜まるので足が汚れる。
③敷居を踏む事で余計なゴミが溝に溜まり、開閉しづらくなる。


*これもまた自分だけでなく相手を気遣った心づかいと言えましょう。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

マナーの話は終わりますが
今年の夏は節電対策から、和室を見直す機会になればと思います。

畳の湿度調整は畳1枚で500ccの水分を吸収するそうです。
吸収した水分は乾燥した時に放出するようになっています。
また空気中の二酸化窒素を吸着するそうです。

まさにエアコンのドライより畳の除湿能力
空気清浄機より畳の浄化能力

真夏に襖や障子、窓を開け放ち、すだれで日よけをして
打ち水で涼をとる

一人ひとりが少しでもエアコンを使わない様にする
それが結果として街の温度を下げる一番の方法です。


自分が少し心がければ、

誰かが少し助かる

「相手を思いやる気持ち」

日本の伝統的なマナー通じると思いませんか









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今さら聞けない座布団マナー


本日は息抜きに、座布団のマナーについてのお話です。

最近は和室の部屋も少なくなり座布団を使うことも減ったように思います。
しかし、この座布団。クッションとはひと味違います。

そこには日本人特有の『心』が潜んでいます。

拙ブログで述べてきていますが
日本人は狭い島国で生活してきました。
だから、極力他人との摩擦を避け、はっきり言わなくても(はっきり言うと摩擦の恐れ)
さりげない態度やしぐさで相手と心を通わせてきました。

<座布団予備知識>
座布団には実は裏表がある。
座布団の中央には糸でとめてフサがが付いています。
そのフサが付いている側が表になります。

座布団には前後があります。
座布団は布を半分にして三辺を縫い合わせて作られます。
ですから一辺だけ縫い目の無い部分が前です。





他人の家にお邪魔した場合は

挨拶の前に座布団に座ってはいけません。(勧められても×)
挨拶が終わりその家の人に勧められてから軽く会釈して座ります。


座布団にすぐ座らないのは「敵愾心が無く、あなたを信用しています」という意です。
それは武士社会の名残で畳の下から刀で突かれる事があり、
座布団は少しでも足を守るために存在するという話があるように
自分を無不備にする事で「あなたを信用しています」という事になる。

また、座布団をはずす事で相手よりへりくだる意味もあります。

座布団の置いてある位置は勝手にいじってはいけません。
引き寄せたり、裏返したりはタブーです。
また、足で踏むことも失礼に当たります。

座布団は敷いてある位置より下座から座ります。(後ろからとは限らない)
膝からにじり上がります。
両手を使って座布団の中央までにじり寄ります。
姿勢を正面に向けて正します。
座布団を降りる時は、下座から降ります。





自分の家に客を招く場合

事前に座布団を敷いておく。(諸説あり、先に出しておくのはタブー)
表を向けておく。
③「座布団をどうぞ」と言ってお勧めする。

急な来客の場合は座布団を持ち運ばなければなりません。
座布団を二つ折りにして折り目を自分側にして運びます。
客の目の前に座りそのまま自分側に開く様に広げます。
向きに注意してそのまま客に差し出します。



茶道では座布団を二つ折りにしてわざわざ客の前で広げるそうです。
それは一期一会の精神で「亭主と客人の間の縁が広がる」という
縁起の良い所作なのです。


それと同時にわざわざ客の前で広げて見せることによって
何の仕掛けもない安全なことを示しています。


こうして座布団のマナーは堅苦しいようですが、茶の湯の精神のように
亭主と客人のお互い思いやる心がにじみでています。

座布団文化を我々の世代で、失くさないようにしなくてはいけませんね。



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