『無能の馬鹿』と呼ばれた男と『シュリハントク』
抱き茗荷紋
季節の移り変わりも早く、日本列島は梅雨に入りました。
もうすでに暑いですね(笑)
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
この時期になると、そうめんが恋しくなります。
食欲が無くても、不思議とそうめんなら食べれてしまいますよね。
皆さんはそうめんの薬味に何を使いますか?
ミョウガやショウガなどが相性抜群ですよね(^-^)/
しかし
「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」とよく言います。
これは本当なのでしょうか(笑)
答えは:そういう根拠は無いそうです。
むしろ集中力を高めてくれる効果があるそうです。
夏の暑さで頭がボーっとした時などには効果があるかもしれませんね。
しかし「物忘れがひどくなる」という迷信はある逸話からきています。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
昔むかし、お釈迦様のお弟子さんに
シュリハンドクさんという方がいました。
そのシュリハンドクさんは非常に物覚えが悪く、
自分の名前さえ忘れてしまうほどでした。
そんなシュリハンドクさんの姿を見て、兄がこう言います。
「もう修業を諦めて、郷里に帰りなさい」
シュリハンドクさんは、自分の愚かさを恥ます。
そして一人涙を流し途方にくれてしまいます。
そしてお釈迦様の元へ行ってこう言います。
「私はどうして愚かなのでしょうか。」
「私にあなたの弟子は務まりません。」
「どうか破門にしてくださいませ。」
お釈迦様は
「自分の愚かさに気付く人は、知恵のある人ですよ。
自分の愚かさに気付かないで、自分が賢いと思う人こそ愚かなのです。
あなたは自分が愚かだと、既に知っているではありませんか。」
そうしてお釈迦様はシュリハントクさんに箒を差し出しながら
「あなたはこの箒を持って、毎日掃除をするのです。
そして
『塵を払い、垢を拭わん』と唱えながらするのです。」
といわれます。
シュリハントクさんは、その日から一生懸命掃除に励みます。
お釈迦様に言われた通り
『塵を払い、垢を拭わん』と唱えながらしました。
シュリハントクさんは何年も間、毎日教えの通り実行します。
そして、ある日シュリハントクさんは気付きます。
「塵や垢には、目に見えるものと、目に見えないものがある」
「目に見えないものとは、心に潜む貪(どんよく)・瞋(いかり)・癡(ぐち)である」
シュリハントクさんは、ひたすら掃除をする事で
悟りを得ることができたのです。
その後、しばらくしてシュリハントクさんが亡くなりました。
そして、彼のお墓の周りに不思議な事が起こります。
それは、たくさんの「茗荷(みょうが)」が芽を出したのです。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こうした逸話から、みょうがを食べるとシュリハントクさんの様に
「物忘れがひどくなる」と言われるようになったのです。
しかし、茗荷(みょうが)はこうして逸話を知ると、
深い意味があり逆に縁起の良い植物ですよね。
この記事の一番上の画像のように「茗荷紋」は、
多くの戦国大名などに好まれて使われてきました。
「茗荷」は「冥加」に通じます。
「冥加」とは、気がつかないうちに授かっている神仏の加護・恩恵です。
ですから「茗荷紋」はとても縁起の良い家紋として愛されてきました。
代表的なのは「抱き茗荷紋」です。
もし家紋が当てはまる人は、御先祖様が信仰されていた証かもしれませんね。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
もうひとつお釈迦様の言葉に
「自分の愚かさに気付く人は、知恵のある人ですよ。
自分の愚かさに気付かないで、自分が賢いと思う人こそ愚かなのです。」
ハッとした方も多かったのでは無いでしょうか。
三宅 久之氏が同じような事を言っていました。
ちなみに、お釈迦様ではございません↑w
無能にも二通りあるんですよ。
『無能の馬鹿』と『無能の利口』ていうのがあるんです。
『無能の利口』ていうのはね、
自分が無能だと自覚してる人は利口なんですけどね。
村山さんっていう人はね、その方なんですよ。
つまり阪神淡路大震災あった時に
「何分にも初めてのことじゃけんのう」と言った。対応が出遅れたんです。
しかしその後ね、やっぱり自分では駄目だということが分かったから
小里さんという人を、担当大臣に任命して自分が責任を取ると
貴方に全ての権限を与えるからっちゅって、神戸にやったわけですね。
それからは割合上手く転がった。これはだから、無能でもね利口ってのがある。
『無能の馬鹿』ていうのはね、
自分が無能だっていうことを自覚してないのが一番困る。
せめて自分が無能なら司令塔を立ててね、その人に全権を任せるってようなことをやればいいんだけど、それもようやりきらんわけですね。
自分が全部陣頭に立って取り仕切ろうとするけれども、やれるわけないんだよね。
それが本当に困ったことなんだ。
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季節の移り変わりも早く、日本列島は梅雨に入りました。
もうすでに暑いですね(笑)
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
この時期になると、そうめんが恋しくなります。
食欲が無くても、不思議とそうめんなら食べれてしまいますよね。
皆さんはそうめんの薬味に何を使いますか?
ミョウガやショウガなどが相性抜群ですよね(^-^)/
しかし
「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」とよく言います。
これは本当なのでしょうか(笑)
答えは:そういう根拠は無いそうです。
むしろ集中力を高めてくれる効果があるそうです。
夏の暑さで頭がボーっとした時などには効果があるかもしれませんね。
しかし「物忘れがひどくなる」という迷信はある逸話からきています。
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昔むかし、お釈迦様のお弟子さんに
シュリハンドクさんという方がいました。
そのシュリハンドクさんは非常に物覚えが悪く、
自分の名前さえ忘れてしまうほどでした。
そんなシュリハンドクさんの姿を見て、兄がこう言います。
「もう修業を諦めて、郷里に帰りなさい」
シュリハンドクさんは、自分の愚かさを恥ます。
そして一人涙を流し途方にくれてしまいます。
そしてお釈迦様の元へ行ってこう言います。
「私はどうして愚かなのでしょうか。」
「私にあなたの弟子は務まりません。」
「どうか破門にしてくださいませ。」
お釈迦様は
「自分の愚かさに気付く人は、知恵のある人ですよ。
自分の愚かさに気付かないで、自分が賢いと思う人こそ愚かなのです。
あなたは自分が愚かだと、既に知っているではありませんか。」
そうしてお釈迦様はシュリハントクさんに箒を差し出しながら
「あなたはこの箒を持って、毎日掃除をするのです。
そして
『塵を払い、垢を拭わん』と唱えながらするのです。」
といわれます。
シュリハントクさんは、その日から一生懸命掃除に励みます。
お釈迦様に言われた通り
『塵を払い、垢を拭わん』と唱えながらしました。
シュリハントクさんは何年も間、毎日教えの通り実行します。
そして、ある日シュリハントクさんは気付きます。
「塵や垢には、目に見えるものと、目に見えないものがある」
「目に見えないものとは、心に潜む貪(どんよく)・瞋(いかり)・癡(ぐち)である」
シュリハントクさんは、ひたすら掃除をする事で
悟りを得ることができたのです。
その後、しばらくしてシュリハントクさんが亡くなりました。
そして、彼のお墓の周りに不思議な事が起こります。
それは、たくさんの「茗荷(みょうが)」が芽を出したのです。
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こうした逸話から、みょうがを食べるとシュリハントクさんの様に
「物忘れがひどくなる」と言われるようになったのです。
しかし、茗荷(みょうが)はこうして逸話を知ると、
深い意味があり逆に縁起の良い植物ですよね。
この記事の一番上の画像のように「茗荷紋」は、
多くの戦国大名などに好まれて使われてきました。
「茗荷」は「冥加」に通じます。
「冥加」とは、気がつかないうちに授かっている神仏の加護・恩恵です。
ですから「茗荷紋」はとても縁起の良い家紋として愛されてきました。
代表的なのは「抱き茗荷紋」です。
もし家紋が当てはまる人は、御先祖様が信仰されていた証かもしれませんね。
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もうひとつお釈迦様の言葉に
「自分の愚かさに気付く人は、知恵のある人ですよ。
自分の愚かさに気付かないで、自分が賢いと思う人こそ愚かなのです。」
ハッとした方も多かったのでは無いでしょうか。
三宅 久之氏が同じような事を言っていました。
ちなみに、お釈迦様ではございません↑w
無能にも二通りあるんですよ。
『無能の馬鹿』と『無能の利口』ていうのがあるんです。
『無能の利口』ていうのはね、
自分が無能だと自覚してる人は利口なんですけどね。
村山さんっていう人はね、その方なんですよ。
つまり阪神淡路大震災あった時に
「何分にも初めてのことじゃけんのう」と言った。対応が出遅れたんです。
しかしその後ね、やっぱり自分では駄目だということが分かったから
小里さんという人を、担当大臣に任命して自分が責任を取ると
貴方に全ての権限を与えるからっちゅって、神戸にやったわけですね。
それからは割合上手く転がった。これはだから、無能でもね利口ってのがある。
『無能の馬鹿』ていうのはね、
自分が無能だっていうことを自覚してないのが一番困る。
せめて自分が無能なら司令塔を立ててね、その人に全権を任せるってようなことをやればいいんだけど、それもようやりきらんわけですね。
自分が全部陣頭に立って取り仕切ろうとするけれども、やれるわけないんだよね。
それが本当に困ったことなんだ。
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